コメ兵が買取業務で「AI真贋」の実用化をスタート、鑑定精度は97%
買取業界大手のコメ兵が「AI真贋」を2019年春に店舗の買取業務に導入すると発表した。
KOMEHYO名古屋本店本館を皮切りに、順次対応する店舗やアイテム数を増やしていく予定だ。
コメ兵ではこれまで培ってきた目利きノウハウを活かし、2018年4月にAI真贋の開発に着手。
プロトタイプでも対応ブランドは「ルイヴィトン(Louis Vuitton)」のバッグや財布・小物類で、
鑑定精度は97%を超えているという。AI真贋を導入することで、接客レベルを上げ顧客満足度の
向上に繋げるほか、鑑定士育成のカリキュラムの短縮を図る。
今後、同社ではAI真贋をはじめとする様々なテクノロジーを活用した「リユーステック」という概念のもと、リユース市場全体の信頼性向上と循環型社会の形成に向けた取り組みを推進していくという。
■「AI真贋」概要 ※2019年2月時点
導入時期:2019年春予定
導入予定店舗:KOMEHYO名古屋本店本館 ※順次対応予定
対応商材:バッグ、財布、小物類 ※今後増加予定
鑑定精度:97%
対応ブランド:ルイヴィトン ※今後増加予定