バリュエンスHDがネオスタンダードを買収
リユース大手のバリュエンスホールディングス(東京都港区)は2020年8月20日、
同社の連結子会社が買取専門店を展開するネオスタンダード(東京都墨田区)の全株式を取得すると発表した。
取得額は非公表。株式譲渡実行日は2020年9月30日を予定している。
ネオスタンダードは、2004年の設立。買取専門店を関東中心に1都5県に54店舗を展開している。
ただ近年、売上高は減少傾向にあり、2020年4月期の売上高は36億800万円。直近の3期は営業赤字となっていた。
「なんぼや」等の買取専門店を展開するバリュエンスジャパンは、買取強化のために出店を拡大してきた。
ただ、「自社リソースでの出店は年10店程度が限界」(同社)としており、店舗網の拡大を加速させるためにM&Aを選択した形だ。
ネオスタンダードとは同じ買取専門店でも出店立地が異なるため、異なる客層も取り込めると考えた。
尚、ネオスタンダードの屋号(店舗名)は、当面は残す予定と言う。