金が最高値をまた更新、6870円 新型コロナ懸念、有事の安全資産
地金商大手、田中貴金属工業(東京)は2020年7月8日、金(ゴールド)を1グラム当たり前日比54円高の6,870円で販売し、
税込みの小売りの指標価格として1週間ぶりに過去最高値を更新した。
新型コロナウイルス感染拡大で不況が長引くとの懸念から、有事の安全資産とされる金の需要が増加したことが要因になります。
金は株などの有価証券と異なり、そのもの自体に価値がある貴金属のため、経済危機などの際に買われやすい。
小売価格は2020年6月下旬以降、高値更新が相次いでいる。2020年7月7日の米国の金先物相場も上昇した。