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「仮面窃盗団」リーダーの男逮捕 貴金属を盗んだ疑い
愛知県岡崎市の店舗から貴金属を盗んだとして、愛知県警などは2019年5月29日、ブラジル国籍で自称作業員イシザキ・ロスロド・マルコス・ビニシウス容疑者(23)=同市本宿町=を窃盗容疑で逮捕し、発表した。
捜査三課によると、イシザキ容疑者は、他の容疑者と共謀して2018年5月6日、岡崎市のリサイクルショップで、ネックレスなど86点(約99万4千円相当)を盗んだ疑いがある。容疑を否認しているという。
県警はイシザキ容疑者の逮捕に先立ち、2018年11月以降、東海市の携帯電話販売店などに仮面を付けて盗みに入ったなどとして、ブラジル国籍の19~34歳の男7人を窃盗容疑で逮捕。供述などから、イシザキ容疑者がブラジル人窃盗団のリーダーだったことを把握した。グループは昨春以降、約130件の侵入窃盗事件に関与し、被害総額は7千万円に上る、と県警はみている。
愛知県内では2018年6月以降、三河地方を中心に携帯電話販売店などの出店荒らしが頻発。県警は、イシザキ容疑者の関係する窃盗団が仮面をつけて盗みに入る動画などを公開するなどし、警戒を呼びかけていた。
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