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名古屋の29歳女を逮捕 買取店の元従業員が遺棄
愛知県名古屋市中区新栄2丁目のマンションの一室で男性の遺体が見つかった事件で、愛知県警は2023年11月24日、知人で無職内田明日香容疑者(29)= 愛知県名古屋市 北区会所町=を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。現在は認否を明らかにしていない。
中署捜査本部によると、内田容疑者は2023年9月末ごろ~11月21日、この部屋に住む古物商阿部光一さん(42)の遺体を寝室のクローゼットに毛布に包むなどして遺棄した疑いがある。殺人容疑も視野に調べる。
阿部さんが亡くなったとみられる時期以降、生存を装って親族とSNSでやりとりを重ねた人物が浮上。交友関係などの捜査で、 愛知県名古屋市中区で阿部さんが営んでいた貴金属・ブランド品などの買取専門店「おたからや名古屋栄店」で2014年ごろから働いていた内田容疑者を特定した。2人の間にトラブルがあった可能性もあるとみて捜査する。
この事件を巡っては、SNSでのやりとりに不審を抱いた親族が2023年11月20日に行方不明者届を提出。中署員が 2023年11月21日に遺体を見つけた。捜査関係者によると、遺体は全裸で、毛布と布団をかけられていた。首と手首は黄色と黒のロープで縛られ、頭部は白いポリ袋で覆われていた。寝室の出入り口は粘着テープで目張りされ、玄関の鍵もかかっていた。
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