中古品売買、大手コメ兵・ゲオもあの手この手
こちらのコメダでは2019年5月9日から、中古ブランド品販売大手、「コメ兵」とのコラボ企画を開催。
これまでの買取店舗での「待ち」から、自ら「街」へ出向いたコメ兵。その背景には、あの企業が・・・。フリマアプリで圧倒的な存在感を示す「メルカリ」。9日に発表した決算では国内事業がおよそ6年連続の成長となりました。
一方、中古品販売の最大手「GEO(ゲオ)」は全く違う角度から攻め込みます。こちらの店内には、新品のブランド品の衣料品やキッチン用品など、およそ5万点が並びます。その値段を見ると・・・
「左側は19000円なんですが、右側だと2990円。7割以上違います。」(記者)
百貨店などで売れ残った「新品」を安く仕入れ、定価の3割から8割引きで販売しています。
「元の値段を見ると余計に手を出しやすくなっちゃう」
これまでブランド側は、イメージを守るために過度な値下げを避けてきたため、売れ残りも多かったのが実情です。ゲオはこうした「売れ残り」にビジネスチャンスを見出し、大手ならではの流通網を活かして安さで勝負します。
「価値を変える、ターゲットを変える、場所を変える、そういったことで、売れ残った物もうれていくのでは」(ゲオクリア 川辺雅之社長)
変わりつつある私たちの「売る」「買う」の形。今後、さらに競争は激しくなりそうです。
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