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総額1500万円 買取店も騙された芸能人の偽グッズを売りつけた脚本家
女優の綾瀬はるか、土屋太鳳らの偽サインを書いた衣類などを売り、金を騙し取った疑いで逮捕されたのは、脚本家・旭井寧容疑者(56)。2019年4月、横浜市内の中古品買取店を訪れ、「本人の直筆サイン入り」と嘘をつき、衣類とバッグ合計5点を買い取らせ、現金4万円を騙し取った疑いが持たれている。
旭井容疑者は、芸能事務所社長の名刺を偽造し、その裏面に「サイン付きの衣装やバッグを真のファンに届けて欲しい」などと書き込むことにより、中古買取店から信頼を得ていたとみられる。
ほかにも、「芸能事務所の上層部に昔、世話をした人がいるので芸能人のサインが入手できる」などと話したり、脚本家としてのペンネーム・室田憲昭の名前で掲載された日本シナリオ名鑑を相手に提示していた。
群馬県警によると、旭井容疑者は2017年9月から2019年4月にかけて、同じ中古品買取店に対し、1000点近い偽サイングッズを売却。総額は約1500万円に上り、店側はそれらの商品をネットオークションに出品していたという。
警察は余罪や共犯者についても調べているが、旭井容疑者は「全く身に覚えがない」などと容疑を完全否認している。
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