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「宝石買い取って」訪問業者襲い200万円強奪容疑で逮捕
2019年4月5日午前11時半ごろ、京都市西京区大原野西堺谷町の民家で、貴金属の買い取りに訪れた会社員男性が何者かに工具で殴られ、持参した現金約200万円を奪われた。けがはなかった。犯人は車で逃走したが、通報を受けた京都府警の捜査員が約1時間半後、同区の阪急桂駅近くで犯人の特徴に似た男を発見。容疑を認めたため、強盗の疑いで緊急逮捕した。
京都府警西京署によると、男は大阪府高槻市大塚町3丁目の医療機器販売会社員、落合祐貴容疑者(28)が乗っていた車の中から200万円が見つかり、「間違いありません」と容疑を認めているという。逮捕容疑は貴金属を買い取るため民家を訪れた男性社員2人に対し、「金を出せ」と脅迫。うち1人の頭を工具で殴り、買い取り資金約200万円を奪った疑い。
西京署の説明では、民家の家人は男と面識がなく、事件当時は留守にしていた。男は4日、貴金属買取会社に「宝石を買い取りに来てほしい」と電話し、この民家を住所として告げたという。同署は、何らかの方法で家人が留守になる時間帯を把握した上、売買交渉を装って社員を呼び出した可能性があるとみている。
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